「下剋上受験」を読みました。
ほんまかいな!って思うほど面白くてたくましいお父さんを尊敬してしまいました。
私は中卒ではありませんが、中学からほぼ勉強していないという点では中卒のようなもの。
転職の度に履歴書の最終学歴が恥ずかしく思えてしまうような学歴の持ち主です。
この本を読んで「子供のためにこのお父さんの様に一生懸命頑張れる人になりたい!」と思いました。
と、言っておきながらなんですが(笑)、うちの子はすでに塾 & 個別指導に通っているご身分。
私が息子と一緒になって問題を解く必要はあまりありません。
しかし、「私たちも君と同じように一緒に頑張ってるんだよ。」なんて姿を見せたい。
さてどうしたものか・・・。
とりあえずどんな事を勉強しているか知るために算数をやってみることにしました。
「難しい・・・」
いろんな解法があり、そして方程式は基本的に使えないという制限。
1日目にして一緒にやるのは無理と感じました。
何よりうちの子は算数が得意な方です。その上、個別指導付。
私の出る幕はない!!!(笑)
とりあえずやってしまった以上、このプリントだけは終わらせよう。
そう思い、わからないところは恥を忍んで子供に聞いてみました。
私:「なー、これってどーやるん?」
子:「これこれこーやがな。」
私:「ほうほう、すごいやん。」
さすがだな。と思ったのも束の間、
最後のほうの問題になってくると彼の解説もなんだか怪しい。分かりずらい。
子:「えっとー、これはー・・・。ちょっと待って。」
どうやら完璧じゃないところがところどころあるようです。
なるほど。わかった。一緒にやるんじゃなくて教えてもらうスタイルで取り組めばいいんだ。
私に教えることによってあやふやだった所を再確認し、ブラッシュアップすればいいんだ。
その日からこんな流れで一緒に取り組んでます。
子: まずは習ってきた問題の基本的な解き方を私に解説。
私: それを聞いてとりあえず一通りプリント問題を解く。
私: わからないところは子供に聞く。
子: 私に解説できないところは個別指導で再確認。
子: 私に解説。
これの効果としては
もちろん、わからない問題を再確認するというのもありますが、
子供が何を学んでいるのか知ることができること。
そして、私が問題を解いているとまずいと思うのかテレビを消して勉強を始めるようになったこと。(これが一番大きい。言わないといつまでも見続けやがる。)
無言のプレッシャー。
[2回]